東京都議会選挙杉並区選挙区 結果に関して
さて苛烈なる東京都議会選挙は都民ファーストの会の圧勝で幕を閉じましたね。
先日大学生の友人に会ったのですが、そこでも話題にのぼるほどの衝撃でしたね。
若い世代(テレビを見ていないし、選挙演説に会うこともなかなかない人)の実感ですと、都民ファーストの勢いはあまり感じず、お互いに意外だ意外だと話し合いました。
今回当選した6名は彼らです。
- 鳥居 こうすけ(都)
- あかねがくぼ 嘉代子(都)
- 原田 あきら(共)
- 松葉 多美子(公)
- 早坂 義弘(自)
- 小宮 あんり(自)
男女3名ずつと、都議会全体(28%)から見るとかなり女性の比率が高いメンバーですね。
年齢は46,41,42,54,48,41と平均45歳ほどになり、全体の平均49.2歳より若干低い結果が出ました。(出典:数字で見る都議選 | 2017都議選 | 都議会議員選挙 | 選挙データベース | NHK選挙WEB)上位二人は都民ファーストと、今回の選挙の勢いを感じながらも一方、自民党候補者2名も当選しており、石原のぶてるの地盤であり根強い自民党支持の存在も感じます。公明党・共産党は前回と同じく一人立候補し、一人当選。ここも票の分散を避ければ必ず一人通るだけの地盤があるのでしょう。つまり実質4枠確定、残り2枠を争うのが杉並区都議会選挙の定番なのかもしれません。区議会選挙の結果も11/46枠が自民党系であることからもうかがえますが、今の時期に選挙が行われればまた別の結果が出るかもしれません
(出典:会派別一覧|杉並区公式ホームページ)
ただトップ当選の鳥居こうすけ、こちらの分析(Google検索で東京都議選2017の当落を予想する - Togetterまとめ)ではトレンド値は低いにもかかわらずのまさかの当選。
私も全然聞き覚えも魅力も感じられず何が良かったのかと調べてみました。
すると彼のfacebookにこんな文が
「私は、いかに健康で、若々しく、充実した人生を送れるように、身体的、精神的に抗老化をコンセプトした施策を創り提供したいと考えてきました」(出典:
https://www.facebook.com/torii.kosuke)
ここなんですかねトップ当選のポイント
杉並区は高齢化が進みつつある選挙区であり、特に選挙に行く年齢層は高いと思われます。
ただやはり都民ファースト旋風が一番の理由になっているように思われます。